選ばれる理由

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■長尺・大口径対応  ■高精度加工  ■短納期対応  ■ワンストップサービス

 長尺・大口径対応

細くて長いモノ、大きくて重たいモノ。 創業70年以上培われてきた“匠”の技術が、長もの、大物の難加工を実現。

サクライグループはロール加工、シャフト製作のなかでも、とりわけ長尺シャフト、大口径ロールの分野で実績を重ねてまいりました。サクライグループの長尺シャフト加工は、実に最長20,000mm(※ただし加工径1,600φまで)まで対応しています。大口径加工においては最大加工径2,100φ(※芯間長さ7,000 mmの場合)まで対応しています。

■長尺対応

長尺ロール加工2一般的には、シャフト製作は品物が6,000mmの長さを超えると、とたんに加工難度が高くなり、精密さを維持するのが難しくなる。と言われています。品物が長くなればなるほど、振れ、しなり、たわみが生まれ、加工作業に影響するためです。それでもサクライグループが最長20,000mmの長尺シャフトに対応できるのは、機械設備の導入のみならず、独自の加工技法の追及と、それを扱う職人の優れた技術を培ってきたからです。長尺加工は誰にでもできる仕事ではありません。企業秘密でもあるオリジナル加工技法は、長尺対応と高精度加工の両立を実現し、多くのお客様のニーズに応えています。

■大口径対応

大口径加工一方、大口径加工に対応するためには機械設備のラインナップや対応スペックが重要な要素を占めます。そのため、大型の研削機、旋盤機の導入だけでなく、品物を吊るす大型クレーン(最大40t)などの周辺機械設備を備えることで、最大加工径2,100φまでの産業ロール加工に対応しています。加えて、ただ研削するだけでなく、鏡面ロールをはじめとする円筒鏡面加工、高面粗度加工などの表面加工にも、高精度で対応できるのがサクライグループの強みです。特に製鉄、製鋼、製紙、化学などの分野で使われる超大型ロールの製作実績では、他社の追随を許さないものと自負しています。サクライグループの「大型ロール加工とハイクオリティの両立」は、多くのお客様に支持されています。

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高精度加工

原子力発電所のポンプ主軸をはじめとする製品実績。
サクライグループが誇る品質管理体制が、ミクロン単位のシビアな公差に応えます。

サクライグループの加工精度はロール類の真円度・円筒度・振れは0.003mm面粗度は0.05sを誇ります。※一部条件有り
特に当グループが取り扱っている原子力発電所関連などの超精密重要部品は、わずかな誤差も許されないシビアな公差が求められます。1,000分の1mmの世界で、長年その要求に応え続けているサクライグループの加工技術は、急ごしらえで実現できるような生半可な技術体系ではないと自負しています

■品質管理体制

品質管理体制サクライグループは加工精度の向上のため、様々な施策に取り組んでいます。たゆまない最新機械設備の導入、国家技能検定の取得、生産体制(トータルシステムワーク)のカイゼンなどが、サクライグループの高精度加工を根底で支えています。
その他、ミクロン単位での精度を維持するため、作業環境にも細心の注意を払っています。製品の素材によっては、気温により長さ・体積がミクロン単位で増減(熱膨張)し、最終製品の精度にも影響を与えるためです。そのため、サクライグループでは加工環境管理・測定環境管理測定機器管理を徹底しています。厳しい自社の検査・管理体制をもって、厳しい公差に対応しています。

■人材育成と技能承継

技能承継(指導風景)大口径ロール、長尺シャフトの仕上げについては、機械設備の能力に頼るだけではどうしても限界があり、ヒトの手を介さないと実現できない部分があります。ミクロン単位の仕事は、“匠”のスキルと工夫、経験がものをいう世界なのです。サクライグループの現場社員とて、大口径ロール、長尺シャフトの最終仕上げができる人財はわずか一握りです。それだけ難しく、難易度の高い仕事であると理解しています。そこでサクライグループでは“匠”の育成独自の加工技法の創造にはひときわ力を入れてきました。定期的に開かれる “匠”による実践レクチャー、技術研究会、加工技法の見直しなど、現場社員の加工スキルを高める努力を惜しみません。技能承継を積極的に展開し、優れた加工技術を次世代に受け継いでいるのです。その結果、サクライグループの製品は、円筒度、面粗度などの評価項目で、業界トップクラスの精度を誇っています。サクライグループが各産業の重要部品を任せられている背景には、このような取り組みが評価されているものと思っています。

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短納期対応

グループの総合力と自社トレーラーによる柔軟なデリバリー対応。
サクライグループは全社をあげて短納期・緊急案件にお応えいたします。

■生産能力と短納期

NC旋盤加工サクライグループの現場ではNC化の推進、「一人多台持ち」を基本とした生産管理を通して省力化、無人化を図り、確実で効率の良い生産システムを構築しています。加えて昼夜2交代制を敷くことで常日頃から量産体制を構築し、生産能力の向上に努めています。極めて効率的な生産体制が、当グループの短納期化を実現しています。また、突発的な緊急案件にも柔軟に対応いたします。たとえ当該案件に必要な設備機械がフル稼働中の場合であっても、同じグループ内の桜井鉄工所、パイテック、伸明ロール工業で仕事を振り分け、連携し合うことで、必要に応じた生産能力を適宜確保いたします。グループ3社の生産能力をフルで活かせるのが当社の強みです。サクライグループの総合力を活かすことで、1社単独では難しい柔軟な生産能力の確保を実現し、突発的で緊急度の高い案件のご相談にも応じます。

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■ロジスティクス

自社トレーラーサクライグループはロジスティクスにも強みを持っています。グループで自社トラック(2t、3t、3.5t、8t、25t)を保有しているのです。最終製品に仕上げられた品物は、当社が責任を持ってお客様のもとへ納入いたします。自社トラックの活用により、夜間配送、特急案件の即時配送など、お客様のご都合に合わせた柔軟なデリバリーが可能となります。昼夜問わず、お客様のニーズにお応えしています。

 

ワンストップサービス

設備投資と一貫生産体制によるワンストップサービス。
丸棒を一本ご用意いただければ、あとは納入まですべてお任せください。

■ワンストップサービス

シャフト仕上げサクライグループは、1941年(昭和16年)の創業以来、ロール加工とシャフト作成に一筋に、その製作技術、ノウハウを蓄積してまいりました。同時に先見性をもった機械設備と最新の技術導入にも力を入れています。その結果、サクライグループのサービスは、材料調達以外のほぼすべての加工工程を網羅するにいたります。当グループの最大の特徴は研削、鏡面研磨、旋盤、フライス、バランス、仕上げ、検査、納入搬送まで、すべての工程をグループ単独で完結できる一貫生産体制です。材料の工場搬送後は、スムーズに最終製品に仕上げ、納品いたします。お客様からは工程管理の省略、コスト削減、短納期の実現の3つのメリットにより、大変お喜びいただいております。

■新作・補修・再生までの請負

ロール素材お客様のお手元にある現状では使用できないロール・シャフト製品を、使用できる状態に生まれ変わらせるのもサクライグループの仕事のひとつです。表面の傷、軸の痛みなどで使えなくなった製品でも、一度ご相談ください。サクライグループの機械設備と加工技術を活かせば、ロール製品の補修、再生の請負が可能です。研削、旋盤、プラノミラー、バランスマシーン、ネットワークなどを駆使し、鍍金、溶射、肉盛りを行うことでダメージを受けた製品を元に戻したり、別の製品へ再生します。これらの仕事はお客様のコスト削減と環境対応に寄与しており、年々ご依頼が増加しています。

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